トップワイヤレス・ヘッドセットで広がる音声認識の更なる活用

ワイヤレス・ヘッドセットで広がる音声認識の更なる活用

音声認識は文字入力作業を画期的に楽に早く行うためのツールです。
しかし、ワイヤレスのヘッドセットを使うことにより、さらに活用範囲を広げることができます。

いろんな環境の中で効率良く文字入力や記事の作成をしたい人は、ワイヤレス・ヘッドセットを使うことを検討されてはいかがでしょうか。

わたしが使っているワイヤレス・ヘッドセットは、ロジクールのH600で、ノジマで4,049円で買った2代目です。初代は2013年2月、Amazonで4,142円で購入して4年ほど使用後、レギュラーの座を2代目に譲ったのでした。

  
それらの長い使用期間中に、一度ワイヤレスの到達範囲を確認実験をしたことがあります。
結果は、ノイズの無い場所では5~6m、家の中の壁で隔てられた隣の部屋でも、問題なく音声入力することができ、そのときの距離は4mでした。

このことから考えると、机上のパソコンに向かって行う音声入力作業だけでなく、いろんな状態の中で入力作業ができることになります。

長く音声認識を使っていると、どこで区切って読み上げれば正しく変換されるのかとか、
どのように読みあげるとどのくらいの精度で変換されるのかというのが、だんだんとわかってくるものです。

つまり、音声認識ソフトの特徴やクセがわかってくるので、いちいち画面を見なくても、そのクセを意識しながら音声入力すると、ある程度のレベルで文字入力ができるということです。
もっとも新しい語句(初めて出会う語句)が多い場合は、当然、異なる結果となることがありますが。
 

 

広がる活用範囲

以上のようなことを踏まえてその活用範囲を考えてみると、一番先に思いつくのは「ながら作業」で文字入力ができるということです。

「ながら…」ですので、何かをしながら音声入力をすることができるということ。
例えば、料理をしながらマイクに語りかけ、同時にテキスト入力をすることができます。

頭部にヘッドセットを装着していれば、同時に2つの作業ができるというわけですね。
あまり料理をしながら記事を書くという人は少ないと思いますが、料理研究家の人やちょこっと料理のメモを取りたいという人はいるかも知れません。

cooking

・料理をしながら記事を入力
・家事仕事(洗濯、皿洗い、掃除(掃除機は使用せず))
・トイレの中で、ソファでくつろぎながら、ベッドの中で・・
・新聞や雑誌を見ながら、参考になる部分やキーワードを入力
・カレンダーを見ながら計画を入力
・レシートを見ながら読み上げて、家計簿をつける
・作業をやりながら、「1)○○をする」のように、同時に作業手順書を作る

など、いろんな応用の仕方があるのではないかと思います。

私はまだそこまではやっていませんが、もっぱらある本やノート、あるいは資料といったものから文字起こしをするときは、両手でノートを開いて適当な角度でしっかり保持して、中の文章を見ながら音声入力をしています。

両手を本やノートを支えるのに使えるのは、本当に便利で作業効率がとても良くなりました。


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