トップ音声認識で重要なヘッドセット選定と接続方法の影響

音声認識で重要なヘッドセット選定と接続方法の影響

音声認識にチャレンジしてみた方も多いと思いますが、その変換精度は満足できる結果だったでしょうか。

今回は音声認識で重要な位置を占めるヘッドセットの選定と接続方法によって、大きな差が出ることがわかったので、その内容についてレポートします。

もしも音声認識をトライして、なかなか良い結果が得られなかったという方は、このレポートの結果に沿ってご自分の設定を、再度チェックいただくのをお薦めします。

もしも合わないヘッドセットだったり、処理時間のかかる設定となっている場合は、変換精度と処理速度のアップによって、30%くらいの作業効率アップが図れる可能性があります。

使用したヘッドセット

今回テストに使ったヘッドセットは、次の4種類です。

1)LOGICOOL ワイヤレスヘッドセット (2号機)
購入先:Amazon
型式 :H600
購入 :2016年6月
価格 :4,049円

LOGICOOLワイヤレスヘッドセット

2)エレコム ヘッドセット
購入先:Amazon
型式 :HS-HP28UBK
仕様 :USB接続、マイク+両耳 オーバーヘッド、片出しケーブル 1.8m
購入 :2017年4月
価格 :1,639円

エレコム・ヘッドセット

3)低コストヘッドレスト
購入先:native world という英会話ソフトに付属のもの()
型式 :?
購入 :2003年5月
価格 :1000~1300円程度?

英会話ソフト付属品

その他の機器

4)オーディオ変換アダプタ
ステレオジャック接続式の低コストヘッドセットを、USB側に接続して音声認識精度を確認するため使用しました。

購入先:ヨドバシカメラ
メーカー :プラネックス PLANEX
型式 :PL-US35AP
購入 :2011年5月
価格 :1,230円

PLANEXオーディオ変換アダプタ

5)音声認識ソフト
今回使用したソフトは、もちろん「Windows7音声認識」です。

Windows8Windows10にも同じソフトがプリインストールされているので、OSにWindowsを使用している方は、マイクさえあればすぐにでも同じようにトライすることができます。

Windows7音声認識

 

テスト内容

今回、次の2項目を評価してみました。

①ヘッドレストの違いによる音声認識結果の差
②USB接続とPC本体直接接続での認識結果の差

ヘッドレストの性能比較を行うときに、低コストヘッドセットはオーディオ変換アダプタ
経由でUSBに接続しました。

その理由は、本体へ直接接続する場合よりUSB接続したときの方が、ノイズが少ないという
ネット情報があったからです。

ところが、USB接続にしたときにある問題が発生したので、USB接続とPC本体へ直接接続で
の比較テストも、合わせて行なったのでした。

結果

いつも決めている評価テスト用記事にて、認識テストを行いました。

前提:
かつてはロジクールのワイヤレスヘッドセットに全てを合わせ混んでいたため、認識精度も最高でしたが、その後、いくつかの理由があって「低コストヘッドセット」でチュートリアルをし直して、音声辞書も登録し直している状態となっています。その条件下での今回のテストとなっています。

まずは、その変換テスト結果を確認ください。

ー【課題文】--------------------------
英会話をする上で、まず一番先に大事なのはリスニング力だと思います。
聞き取れなければ、相手の言っていることが理解できず、返答することもできません。
相手を理解できないし、返答することもできないので、当然会話にならないからです。
そのため、まず先にリスニングの練習を十分することが重要であると、普通に考えてしまいがちです。
--------------------------------

◆ロジクール ワイヤレスヘッドセット:
英会話をするうえで、まず一番先に大事なのはリスニング力だと思います。
くれなければ、相手の言っていることが理解ん、返答する売できません。
相手を理解できないし、返答することもできないで、当然会話にならないう
そのため、まず先にリスニングの練習を十分することが重要であるうふうに考えてしまいがちです

◆エレコム ヘッドセット:
英会話をするうえで、まず一番先に大事なのはリスニング力だと思います。
売れなければ、相手の言っていることが理解できず、返答することもできません。
相手を理解できないし、返答することはできないので、当然会話にならないからです。
そのため、まず先にリスニングの練習を十分することが重要であるうううう考えてしまいがちです。

◆低コストヘッドセット(USB接続):
英会話をするうえで、まず一番先に大事なはリスニング力だと思います。
売れなければ、相手の言っていることが理解できず、返答することもできません。
相手を理解できないし、うううこともできないので、当然会話にならないんです。
そのため、まず先にリスニングの練習ううううううが重要であると、う考えてしまいがちです。

◆低コストヘッドセット(PC直接接続):
英会話をするうえで、まず一番先に大事なのはリスニング力だと思います。
聞き取れなければ、相手の言っていることが理解できず、返答することもできません。
相手を理解できないし、返答することもできないので、当然会話にならないからです。
そのため、まず先にリスニングの練習を十分することが重要であると、普通に考えてしまいがちです。

結果の優劣は明白です。
チュートリアルと音声辞書を合わせこんだ「低コストヘッドセット(PC直接接続)」がベストの結果となっています。

結論①:
ここで言えることは、ヘッドセットでの差はもちろんありますが、
・使用しているヘッドセットを使って、ティーチング(チュートリアル)すること
・使用しているヘッドセットで、誤変換した文字を音声辞書登録すること
の2点が、より影響が大きいということ。

結論②:
低コストヘッドセットでも、USB接続をしたものは処理時間に遅れが発生し、素早く連続して音声を入力した場合、追従できずに誤変換することが多かった。あるいは「なんですか?」と、話した音声に追従できずに聞き直してくることが多かった。従って、処理速度の遅いPCは、本体に直接接続するのが良い。
(ちなみに私のPCは、core i3 なので少し遅いです)

余談ですが、
エレコム ヘッドセットは低価格の割りになかなか良い感触でした。
音声辞書などは合わせこみされていないにも関わらず、変換レベルはまあまあで音質も良かったように思います。チュートリアルからやり直せば、かなり変換精度が上がるのではないかという気がしました。
 

 

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