トップ1コピー、1クリックで記事が完成

1コピー、1クリックで記事が完成

記事のエッセンスを貼りつけたあと、ボタンを1回クリックすると、ホームページへ載せる記事が完成します・・というのが、今回の紹介する内容です。

以前、ブログやホームページの記事を、音声認識などの技術やいろいろなアイデアを使って、簡単に短時間で作っていると書きました。

■8つの方法

①日本文の音声認識によるテキスト化(Windows7音声認識)
②英文の音声認識によるテキスト化 (ONLINE DICTATION)
③ICレコーダーを活用し、音声メモの一括テキスト化
④大型ディスプレイ増設してデュアル・ディスプレイ化

⑤記事の雛型作成による入力の効率化
⑥「検索」「置換」機能を活用しての長単語の一括置換
⑦クリップノート活用による登録語句の1クリック入力
⑧エクセルとVBA活用しての自動原稿起こし

今回はその中の⑧の項目になります。

この部分は、サイトテーマの音声認識の活用とは少し違っているし、少し専門的過ぎる内容だったので、書こうか書くまいかと迷っていました。

しかし最近、別に運営しているサイトの一つで、英会話練習用の記事を作るに当たって、またもやエクセルVBAで記事作成の自動化を行ったので、ようやく、書こうと決心したのでした。

1コピー、1クリックで記事が完成」とのタイトルですが、みなさん「本当かな?」「嘘だろう!」と思われたのではないでしょうか。

少し前提がありますが、本当・・です。

・「1コピー」は「1コピー/貼付」の意味。

・「1クリック」はエクセルからテキスト化するときの特性によって、1クリックして記事原案完成後、ある2つの文字を2回の「置換」で取り除いて完成となります。

2回の置換は、次の内容です。
①「□」 → 除去するための置換(1回目)
②「TAB」→    〃     (2回目)

エクセルで原案を作り、それをテキストへコピーすると、原稿のテキストの中によけいなものが入ってしまうので、それを置換して消去しているというのが、その理由です。

1つ目は、
「"」をセルの先頭に使うと、「'」に化けてしまうので、先頭には「□」を入れて対応しています。(前に「□」があると化けることはないので)

次に「"」を入れています。「□”」となるように。
なので、あとで不要となる「□」を消去するため、「」(何も無し)で置換をしているということです。

もう1つは、
エクセルのセルからメモ帳へテキストをコピーしたとき、セルをまたぐとそこにはTAB(空白)が入ってしまうため、その「TAB」を「」で置換して消しています。
(エクセルにこのような特性がなければ、不要な作業なのですが‥)

ということで、「1コピー、1クリック+置換2回」で記事が完成します。
いずれにしろ非常に短時間で終ります。時間にすると2分弱かな・・。

・実際のページはこちら>>日常会話例文を復習:食事①

自動化の前提

以上のような方法で簡単に記事ができるようにするためには、次の前提を満足するときになります。

雛型を作っておき、毎回代える要素の部分を限定できるとき

具体的にはサンプルページのように、ページの雛型となる定形があって、「問題」や「解答」など決まった形の部分を毎回入れ替えてページを作るような場合です。

上のサンプルページでは、英会話の練習のためのページなので、その要素となるのは2つ。日本文と英文です。これらをセットで10組、雛型の中に埋め込めば、記事が完成となります。

指定した場所から、対応するデータを、VBAのプログラムを使って、雛型の中にコピーしてやっているわけです。単純作業です。課題が1~3程度の少ないものならば、ハンドでやるので良いでしょう。

しかし、単純作業であっても繰り返しが多くて時間のかかるような、疲れる作業の場合は、適していると思います。数が多くても、ほぼ一瞬で終るので。

残念ながら、自在に思いついたことを次々に書いていくような形の記事は、自動化することはできません。

 

作業の流れ

①あらかじめ作ってある英会話例文のリストから、英文/日本文のセットを10組コピーし、「会話練習原紙」シートの決めた部分に、貼り付けます。

操作手順説明

②プログラムを実行するボタンをクリック。

③B~D列をコピーして、メモ帳に貼り付け。

④「□」  →「」に置き換え
⑤「TAB」→「」に置き換え

      ↓

     原案完成

⑥記事先頭になる内容紹介の文を、2行ほど入力。
 (必要あれば、写真を1枚添付)

      ↓

     記事投稿

VBAのプログラム

以下のような、セル間のデータをコピーさせる単純な命令の繰り返しです。
このような単純な繰り返し作業は、プログラムやマクロで処理するのが良いですね。

VBA プログラム

その他

記事の前後には、いつもアドセンスのhtmlコードを貼り付けていたので、その作業の方も雛型の中にコードを入れておくことで自動化しています。
 

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