トップWin7音声認識を使うコツ

Win7音声認識を使うコツ

 Windows7の音声認識をメインに使い始めてから、もう1年くらいにな
 りました。何を今さらという部分もありますが、いままで使ってきて
 感じたことを、少し整理して書いてみました。

音声の学習が大事

 Windows7で音声認識をセットアップするときに、その使い方を学ぶ
 ための説明のパートがあります。

 そこでは実際に音声で入力する練習をしますが、その際にソフト側は
 ユーザーの声を学習していきます。

 この学習し蓄積した量が、音声入力をする際の精度にかなり影響しま
 す。

 従って、この使い方を学ぶときのわずかな学習作業で終わらずに、以
 後も追加で学習をさせていくのが良いと感じています。

 変換精度が悪いと感じた分野の単語や言葉遣いを、どんどん登録して
 いくほどに精度が向上していきますので。

音声辞書登録をこまめに

 音声入力の場合、一般的な単語や語句しか入力されていないので、専
 門分野の語句や一般的でない単語などは、なかなかうまく変換されま
 せん。

 ですからそのような単語や語句は、どんどん登録していく必要があり
 ます。

 最初は変換精度がいまひとつだなと感じても、学習をさせるごとにそ
 の精度は上がっていきますので、「ここの精度は悪いな・・」と気が
 ついたときには、すぐに辞書登録をしました。

 それを繰り返すことで次に使うときは、少しずつ賢くなっていること
 に気がつくでしょう。

 まるで赤ちゃんや幼稚園児ではなくて(そのレベルには最初からなっ
 ています)中学生レベルの人にものごとを教えていっているようなイ
 メージに近いですね。

 わたしの場合、英語関係のブログの記事の入力は、意外に変換精度が
 良かったのですが、野菜の栽培のことを書いたときは、さすがに変換
 精度が悪かったです。

 変換精度にかなり差が出ました。

 またここ最近出てきたような語句や固有名詞は、あらかじめ登録が必
 要だと考えておいた方が良いでしょう。

 

よく使うコマンドは覚える

 Windows7の音声認識は、通常の記事の音声入力にとどまらず、記事
 の編集コマンドや、Windowsのコマンドの命令まで実行させることが
 できます。

 つまり、記事の変換だけでなくファイル操作や、ソフトの立ち上げや
 終了までできるようになっています。

 その機能は本当に便利なので、是非使いこなせるようにした方が良い
 と思います。その恩恵をすごく大きいと感じるときが必ず来るので。

 いくつかの特定の命令のキーワードを覚えるだけですので、さほどむ
 ずかしくはありません。ですが正しく言わないとまったく反応してく
 れませんので、しっかり正しく覚えるようにすべきでしょう。

 わたしは、自分の良く使うコマンドを一覧表にして横に置き、それを
 見ながら毎回指令を出したものでした。

 結局は数回見るだけで覚えてしまいましたが。

意味のある部分ごと、ハキハキと

 本当にびっくりするほどの変換精度ではありますが、音声の入力の仕
 方次第で大きく差が出てきます。なので、次のことを意識して入力し
 ています。

 1)意味のある固まりごとに発声する。

   例えば上の文ですが、「意味のある固まりごとに発声する。」を
   一気に連続して話すのではなく、

  「意味のある」と歯切れ良く抑揚つけて読み上げ、そして一瞬の間
   を置いてから、「固まりことに」と読み上げ、そしてまた一瞬の
   間をおいてから「発声する。」と入力していきます。

   すると一本調子の棒読みに比較して、はるかに誤変換率が下がる
   と感じています。

 2)適切な声の高さで、ハキハキと

   ダラダラーっと読み上げるのに比較して、アナウンサーのように
   一語一語をクリアーにハキハキと読み上げることにより、変換精
   度が向上していきます。

   この辺はまず自分で差をつけて読み上げてみると、あきらかにそ
   の変換精度が変わるのを感じることができます。

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