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回線速度ダウンの原因と対策で10倍改善

この記事も音声認識を使ってインプットしていますが、内容は番外編になります。
ADSLにおいて、ワイヤレスネットワークの整理と通信調整を行ったところ、格段に通信速度が速くなったという話になります。

私は 15年以上 ADSLを使っているのですが、2年前まではネットの閲覧で通信速度に問題のあったことはありませんでした。動画などのアクセスがほとんどなかったので、当然と言えば当然ですが。

通信速度悪化と切断

ところが 2年前、何が原因か分りませんが少しずつ通信速度が遅くなり、突然プツンと切断されたりするようになったのです。

Windowsに用意されている通信分析ソフトを使って調査しても原因不明という結果。

結局、あらかじめパソコン（lenovo：G570）にセットされている通信機能に異常が発生していると考え、USBに増設するタイプの通信デバイスを装着したのでした。

そしてそちらが優先的に立ち上がるように設定し、その後は通信速度も安定。
ネットへの接続が突然切れるということもなくなりました。

ところが先々週のこと、下り 3Mbps前後あった通信速度が0.2Mbpsレベルまでダウンしてしまいました。そして時には接続が突然切断され、つなぎなおしても接続できないということが多発するようになったのです。

やはりADSLはダメなのか、光通信に切り換えなければいけないのか・・・。

契約コースは、
ADSL 50Mコース ソフトバンク(50Mbps) ＋ レンタルモデム/ADSL
＋ 無線LAN（バッファロー：エアーステーション）
というものでした。

しかし、50Mに対してたった0.2Mという実態。
あまりのひどさに苦情を言おうと、niftyのカスタマーサポートへ電話を掛けました。

親切な顧客サポート

出てきた担当者はとても親切で、細かく状況を確認して対応をしてくれました。
そのやり取りは何と１時間半。こちらはモデムとパソコンを行ったり来たりしていたので、全て携帯です。（よくも解決できました・・）

まずはこちらの環境の確認です。
・どういったトラブルの内容でしょうか？
・ＰＣはどういうタイプでＯＳは何でしょうか？
・電話ケーブルとモデムなどの配線など、どのようになっているのでしょうか？
・電話ケーブルは１本でしょうか、それとも２本でしょうか？
・ケーブルの長さは・・・・・
・電話の方にはノイズが載っていないでしょうか？
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　　　　　　・
それではモデムとワイヤレスユニットの電源OFFと再立ち上げをしてみましょう。
と言った具合。要は、ADSLの場合、ノイズなどのいろんな影響を受けて、回線速度がダウンすることがあるということ。

我が家の場合は、電話ケーブルの接続や長さ、ノイズなど全て問題無しという結果で、原因はもっと別の部分でした。

モデムの電源OFFから始まっていろいろなやり取りをしてトライ＆エラー、結局、７Mbpsちょっとまで復帰して安定したのでした。光に対しては遅いでしょうが、自分がインターネットで使う程度（データダウンロードやAmazonプライムなどのストリーミング配信映画鑑賞）では、まったく問題なくなりました。

めでたしめでたし！・・おっと、結論を書かないと終われませんでした。

■対策１：モデム設定リセット

モデム裏にある（NECのモデム：WD701CV）小さな穴に爪楊枝を刺して奥のスイッチを押して、リセット → power（かADSL）ランプが赤色に→ 電源OFF → 10秒後にＯＮ以上の操作により、装置設定をリセット

→これにより速度は７Mbpsちょっとに回復しましたたが、１時間ほど経ったらまた同じ症状に戻ってしまった。（つまり、まだ別の原因があるということ）

■対策２：ワイヤレスネットワーク接続を整理

タスクマネージャーで「ネットワーク」タブを確認したところ、Windowsの擬似wifiとlenovoのネットワーク用回路と増設したUSB経由の通信デバイスの３つが、ワイヤレスネットワーク接続に登録されていることを確認。

１つあれば良いところ複数あるため、相互干渉があってうまく性能が発揮できていないような感じ。もしかしてと思って、あとから増設したUSB接続の通信デバイスを無効に設定。

Atheros AR8152/8158 PCI-E Fast Ethernet Controller → 有効 → そのまま有効
Atheros AR9285 Wireless Network Adapter　　　　　　→ 無効 → 有効にした
CG-WLUSBNM　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 → 有効 → 無効にした
Microsoft Virtual WiFi Miniport Adapter　　　　　　　 → 有効 → 無効にした

■対策３：ADSL回線調整（メーカー側で実施）

ノイズなどの影響を受けて通信速度が安定しない場合は、速度優先で再調整できますとの提案により、再調整を依頼。対策２とほぼ同じタイミングに対策３を実施。

→ほとんど常時７.3Mbps付近で安定するようになったのでした。