音声認識ソフトの実力評価と学習能力活用
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ある記事で「音声認識ソフト」のことを、次のように評価していました。使い方の環境が違うので、当然、評価も変わって仕方ないのですが。
■音声認識ソフトの悪い部分
①購入費用がかかる
②音声認識ソフトでの入力だけでは文書が完成しない
③タイピング速度が速い人には不要である
この評価を見てずい分自分の評価と違っているので、音声認識ソフトのことを弁護してあげたくなってしまいました。それほど、実際の音声認識ソフトの性能や働きは素晴らしいのです。
自分はすでに何度も記事に書いているように、「Windows7音声認識」と「AmivoiceSP」を使っています。Windows7音声認識がエースピッチャーでAmivoiceSPはベンチで待機中のピッチャーというところ。
ですが、圧倒的な性能差があると言うよりも、使い勝手と慣れの部分からエースの座が確定しているという状態です。AmivoiceSPではOSのWindows7のコマンド操作やメモ帳などプログラムのコントロールができなくて、Windows7音声認識ではそれが全てできるからなのです。
自然にWindows7音声認識を多く使うようになり、どんどん慣れていったためでした。
さて、最初に書いたある記事の評価ですが、一つずつ自分が使いこんだ結果の評価を対比して書いてみたいと思います。
⇒私が使っている「Windows7音声認識」は購入費用は不要
この部分の評価はある程度正しいと思います。確かにAmivoiceSPなどの有料ソフトは費用がかかりますので。でも得られることから考えたら、仕方ないと思っています。
毎日のように記事を書いている人にとって、本当に活用できるソフトならば、1~3万円の出費は安いものだと考えています。金額の高低ではなくその導入効果の価値を、自分はそのように感じているという意味です。(ただし、テスト使用という程度ではなくて、本格的に毎日連続使用しなければ、その部分は理解できないかも知れません)
しかし、現在私がメインで使っているWindows7音声認識は、導入に当たり新たな費用は一切発生していません。あらかじめWindows7の「簡単操作」用のソフトとして、プリインストールされているものなので。
Windows8にも、無償アップデートのWindows10にも、同じソフトがあらかじめ搭載されています。なので、使うか使わないか・・だけで、他のソフトを求めない限りは、新たなコストの発生はありません。
⇒私が使っている「Windows7音声認識」は、
音声認識だけで文書を完成させることができますよ。
メモ帳などのソフトの立ち上げから、文章の入力、改行、スクロール、カーソルの移動、修正部分の指定(=ドラッグ)、文や単語の入れ替え、「。」や「、」などの記号の入力、文書の保存やソフトを閉じるところまで、全てを音声だけでコントロールできます。
当然、記事の入力から修正まで行い、完成させることができます。文章の入力はまったく問題がありません。ときたまある誤変換に対して、その修正を音声認識でやるのか、それとも手馴れたマウスとキーボードでやるのか・・という違いだと思います。
確かに、修正対象の選択がうまくいかないときがあり、ついマウスでカーソルを移動させたり、ドラッグさせて指定するときもありますが・・。
⇒私はタイピング速度に自信があります。
もちろんブラインドタッチで、両手10本の指を使っての入力です。
しかし、膨大な量の記事を入力するとき、指の疲れと関節の痛み(腱鞘炎)が発生するため、多くの部分を音声入力できることは、本当にありがたいと感じています。
また、入力や修正の仕方にもよりますが、長文を連続で入力するときには、音声認識でどこまでも入力し続けて、最後にまとめて修正するやり方は、本当に楽に早く入力作業を進めることができます。
遅いと思われるのは音声認識での入力ではなく、文章を考えながら音声認識で入力するときのことでしょう。入力する文章が決まっていてボリュームがあるのなら、最後は音声認識に軍配が上がるのではないかと思います。
最初はタイピングが一歩抜きん出て、しかし後半は音声認識がグングン前に出ていくという展開になると思っています。
そういう惚れこんでいるWindows7音声認識ですが、今まで長く使っている中で、唯一の
弱点があります。入力作業効率にはさほど大きな影響を与えるものではありませんが、なかなか続けてはうまくいかず、どうにかしたいと強く思っている部分、それが「選択機能」です。
マウスのドラッグに当たる機能ですが、ここだけが今一なんですよね!
この部分についてと、文の修正方法については、次の機会に書きたいと思います。
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