トップ音声辞書の活用とやってはいけない注意点

音声辞書の活用とやってはいけない注意点

Windows7音声認識には音声辞書機能が付いていて、それにいろいろな語句を登録することで、効率の良い文字入力を図ることができます。

そのため、自分がよく使う表現などは、あらかじめ音声辞書に登録しておき、できるだけ短時間で文章入力できるようにしています。

長い期間、いろいろと使い方を工夫して少しずつ改善を積み上げてきて、ようやく音声認識をフル活用できるようになってきたと感じています。

改善のポイントは、絶対に誤認識(誤変換)をさせないような登録です。

一つの例ですが、
”( ”を入力したいときに、何も登録されていない状態で”かっこ”と言ったときは、誤認識されて”「 ”が表示されるかも知れません。そのような場合には、その部分を削除したり修正するという追加作業が発生してしまいます。

このような誤認識が何度も起こってしまうと、どんどん入力時間が長くなっていき、文章入力の効率が大幅にダウンしてしまいます。そのため、音声辞書への登録方法が大事になってくるわけです。

上の”( ”の例では、次のように音声辞書に登録しています。
・”( ” → ひだりかっこ
・” )” → みぎかっこ
・”「 ” → かぎかっこひだり → ひだりかぎ(変更しました)
・” 」” → かぎかっこみぎ → みぎかぎ(  〃  )

”「 ” や ” 」” の登録方法はかなりまどろっこしいやり方になっていますが、一番大事なことは「絶対に誤認識とならず、再入力や修正が不要」と考えているため、このような非効率ともみえる定義の仕方をしているわけです。
(もう少し簡単にすることはできると思いますが、この定義方法で今までの3年間、一度も誤認識が無かったため、そのまま使い続けています)

良く使うため登録している語句の例:
「ーーーーーーーーーーーーーーーーー」 → ぎょうらいん
「(1) 」→ かっこいち
「①」→ まるいち
「& b r;」→ あんどびー(WEB作成ソフトの改行記号。実際はスペースが無い)
「:」→ ころん
「~」→ からなみ
「×」→ ばつ
「+」→ ぷらす
「・」→ なかてん

以上は少しの例ですが、絶対に誤認識されないようにするため、細かい部分も含めて、かなりの数を音声辞書登録しています。

長い文章を簡単な一言で入力できるようにすることができますが、ここで一つ注意が必要な部分があります。

 

絶対にやってはいけないこと

音声認識を上手に活用して、効率良く記事の作成をしてきましたが、いつもスムーズにいっていたわけではありません。実は2度ほど、大変な事態があったのでした。

どちらも音声認識を立ち上げると、すぐに「音声認識は動作を停止しました」となり、音声認識ソフトが自動的に閉じられてしまって使うことができなくなるという事態です。

そのことを通じて、音声辞書を活用する上で絶対にやってはいけないことがあるということがわかったのでした。

何かというと、
html code などの記号を同時に複数行登録するようなこと」です。
12行ほどのアドセンス用のhtml codeを音声辞書に登録したときに異常が発生しました。

正確には、html codeなら何でもNGとなるのかは不明です。

ものすごく苦労してようやく復帰することができたため、その後は危険行動を取らないようにしたためです。再発生すると困るので、1行程度のhtml codeなら異常が発生しないのかどうかなどは、細かく検証していません。

そのときの詳細の内容と対応方法については、次のページで詳しく報告していますので、そちらを参照ください。
>>音声辞書起因のトラブルと復帰方法

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