音声認識ソフトの実力評価と学習能力活用
トップ > Windows音声認識によるExcel操作と文字入力の方法
今回はWindows音声認識によるExcelの操作と文字入力の方法を、さらに詳しく調査してみました。
理由は、音声認識によるメモ帳の操作と入力は非常に簡単ですが、Excelの場合はメモ帳の入力方法と少し違っているからです。
メモ帳の場合は文章を読み上げていくと、すぐに文章化されて変換されていきますが、Excelの場合は文章を読み上げていくと、読み上げ単位ごとに代替パネルウィンドウが表示され、9つの変換候補が表示されます。
そしてその中から一つ候補を選び、「その番号+OK」と言うことで候補の文章が確定され、1回の入力が完了するという流れになります。
つまりExcelの場合は、1回の読み上げごとに代替パネルの操作が入り、2手順多くなるということです。
そのようなExcelの音声入力なので、メモ帳ですべて入力してから、Excelにコピーするというやり方も念頭において、直接入力するかどうかを考えて決めています。
しかし最近は、Excelへの直接入力も慣れてくるとかなり便利だと感じるようになり、今回、セルごとのカーソル移動方法や、ひらがな・カタカナの入力方法について、細かく調査してみました。
まずは、Excelを開きます。
→「Excelを開く」
次に入力するセルへ音声でカーソルを移動します。
→「マウスグリッド」
中グリッド→小グリッド→「番号+OK」にて、対象のセルへカーソルが移動します。(中・小グリッドは省略)
→「5 → 4 → 1 → OK」
文章を入力します。
→「今日は敬老の日です。」+「Enter」
→文章が確定し、カーソルがしたのセルへ移動します。
以下、次の文章を同じ要領で入力します。
→明日は月曜日の祭日です。
→もちろん、会社は休みです。
→「Enter」 1行下へカーソルが移動
→「Enter」 さらに1行下へカーソルが移動
次の文章を入力。
→昨日今日は晴れが続いています。
→明日は雨の予報が出ています。
入力セルへの移動は、音声によるカーソルの移動になります。
いろいろとテストして反応したカーソルの移動方法は、次の通りでした。
カーソルの移動 :(以下、読み上げ文です)
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上矢印を押す → カーソルが1つ上へ移動
下矢印を押す → 〃 1つ下へ移動
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上矢印を2回押す
下矢印を2回押す
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上矢印を3回押す
下矢印を3回押す
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右矢印を押す → カーソルが1つ右へ移動
左矢印を押す → カーソルが1つ左へ移動
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右矢印を2回押す
左矢印を2回押す
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右矢印を3回押す
左矢印を3回押す
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ひらがな1文字の入力方法 :
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tiを押す → ち(変換中)
Enter → ち(確定)
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kiを押す → き(変換中)
Enter → き(確定)
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yuを押す → ゆ(変換中)
Enter → ゆ(確定)
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ひらがな小文字1文字の入力方法 :
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lyuを押す → ゅ(変換中)
Enter → ゅ(確定)
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カタカナ 1文字の入力方法 :
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yuを押す → ゆ(変換中)
F7を押す → ユ(変換中)
Enter → ユ(確定) 変換が完了。
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カタカナ小文字 1文字の入力方法 :
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lyuを押す → ゅ(変換中)
F7を押す → ュ(変換中)
Enter → ュ(確定) 変換が完了。
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→「番号を表示」
→「1+OK」
→「名前をつけて保存」
保存のためのウィンドウが開きます。
→ファイル名を入力
→「番号を表示」
→保存するフォルダの番号を指定
→「保存」
ボタンに1と2が表示されます。
→「2+OK」
以上の操作で、ファイルが保存されます。
→「Excelを閉じる」
エクセルが閉じて、終了します。
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