音声認識ソフトの実力評価と学習能力活用
トップ > 音声認識にトラブル、復帰への戦い(続編)
新たな事実・・新たな問題とは、windows7音声認識の反応がまったく遅
いのです。
まず最初に音声認識開始のボタンをクリックすると、PCの制御がどこ
かへ行ってしまいます。そして、しばらく反応しなくなるのです。
マウスをクリックしても、キーボードをたたいても。
7~8秒ほども待っていると、ようやく制御が戻ってきて音声認識開始
の表示が出て、認識作業ができるようになるのです。
一瞬、暴走してしまったのかと思ってしまうほどです。
この現象が起こるのは、音声認識を始めようとして、ソフトをスタート
させようとする最初のときだけなので、実はまだましな方なのです。
ところがさらに悪いのは、インプットしようとする文を読み上げたとき
に、その認識を開始してくれるタイミングが、「すごく」遅いのです。
以前は、読み上げたら一瞬後(1秒弱で)、認識を開始してくれていま
した。
ところが異常が発生してからは、文章を読み上げたりPC操作コマンド
を発声したら、3秒以上待たないと認識を開始してくれないのです。
仮に「おはようございませ」と最後の部分を間違って読み上げた場合、
まずは変換開始まで3秒間待たされてしまいます。
そして「聞き取ります」と待機状態となり、そこで「バックスペース」
というと、また3秒たってから1文字前にカーソルが移動するという、
とても遅い反応なのです。
さらにそこで「デリート」と言うと、また3秒たってから1文字が削除
される、ジリジリしてとてもやってられないという状態なのです。
入力のリズムもなにも、あったものではありません。
入力作業だけでなく、カーソルの移動やPCのコマンド操作など、全て
の反応が遅くて鈍い状態なので、とても記事の入力作業には使えません。
腱鞘炎持ちのライターとしては、この問題を何とかしないと腱鞘炎から
脱却できなくなり、今後のライター生命が閉ざされる可能性があります。
今回もキーワードを選りすぐり、時間を掛けて同じような問題について
書かれたサイトを探したのですが、ほとんど収穫がありませんでした。
ほとほと困ってあきらめかけたときに、またもやふと頭の中にあること
が浮かんだのでした。
「もう少し前の、音声認識が好調だったときの復元ポイントまで戻した
らどうだろう」・・と。
最後の頼みの綱ということで、いろいろなソフトへ影響が出るのを覚悟
して、もっと前のポイントまで復元作業を行ったのでした。
「いったん復元を開始させると、あとへ戻すことができません・・・・
・・・・開始をクリック!・・・・・・・・・・・・・・・・完了!」
「さあどうなっただろう」「何とか・・・」「クリーック!」・・・
「パッ!」
「おおー、素早く立ち上がりました!」・・・
「開始ボタンをクリーック!」
「さて変換作業の反応はどうでしょう。」と読み上げると、
・・・すぐに認識作業が開始され変換が終了。
「改行」「エンター(同じ命令です)」「BS」「DEL」「○○を修正」
「文の先頭に移動」・・・、すべてがサクサク になっています!
「感激ーー!!」「復活しました!」
あの素早く正確な「windows7音声認識」のグッドフィーリングが戻って
来たのでした。これでこそ音声入力が楽しくなるというものです。
エクセル始め、いくつかのプログラムに若干の影響がありましたが、
それぞれ再設定や再インストールを行い、何とか他の問題も解決するこ
とができました。
ということで、さっそくこのレポートを、復活した「windows7音声認識」
で入力したのでした。
【教訓】
・コンピューターの調子の良いときに、忘れずに復元ポイントを
設定しておきましょう!
■前編:
・音声認識にトラブル発生、復帰への戦い
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