トップ変わってきた最近の評価

変わってきた最近の評価

 今までは学習した結果の出やすいAmiVoiceを多く使ってきました。
 しかしここ最近また、Windows7の音声認識に惚れ直しています。

 理由は、音声認識の作業中に使える編集コマンドの多さです。

 さらには、間違って変換されたときには、すぐに対象部分を反転表示させて
 再度読み上げると種々の候補が表示され、サッと選べば良いという操作性で
 す。

 そのときの候補の正確さで、列挙された候補の中にほぼ必ず正しいものがあ
 ります。AmiVoiceでは候補に目的のものがなくて、登録しなおすという場面
 が何度かあったような気がします。

編集コマンドの多さ

 編集コマンドの多さというのは、コピー&ペーストや削除、あるいはバック
 スペースなどのほとんどのコマンドを、スムーズに使うことができるという
 点です。

 間違って変換された部分を修正するところでの操作フィーリングは、Windows
 の音声認識の方が良いということです。この部分は好みの違いかも知れませ
 んが。

 AmiVoiceでは、ソフト側で不確かと感じる部分は文字色が反転されていて、
 そこにカーソルを持っていくだけで別の候補一覧が表示されます。

 確かに1タッチで作業性良さそうに思うのですが、実はソフトの判断した編
 集必要な部分は、自分が思う修正必要な部分と異なっていて、追加修正する
 必要が出ることがあります。

 

ダイレクト入力

 AmiVoiceでもできないわけではありませんが、Windows7の音声認識ではメモ
 帳に直接入力しています。

 AmiVoiceの場合は、修正時の候補が自動的に表示されるなどの機能が使える
 ため、変換エディタを使うケースが多かったです。その場合、一旦入力後、
 そこからメモ帳へ「転送」と言ってデータを送る必要がありました。

 しかし、Windows7の音声認識では転送操作がないので、すごくフィーリング
 が良く感じられるのです。

変換精度

 変換精度は、どんどん学習させていったAmiVoiceの方が、少し再現率が良い
 ように思いますが、Windows7の音声認識はそのマイナスに見合う以上の操作
 性と作業性があると、再認識した次第です。

まとめ

 つまり、この2つにはそれぞれ異なる良い点/悪い点がありますが、トータ
 ルで判断すると大きな差がないということです。

 そういう意味では、フリーで使えるWindows7音声認識の方が、フリーではな
 いAmiVoiceに勝っていると思うようになりました。

 従って、これから音声認識に取り組もうとされる方には、まずはお金を出し
 てソフトを買う前に、十分Windows7や8の音声認識でトライすることを、お
 薦めします。

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