音声認識ソフトの実力評価と学習能力活用
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ここ最近、少しずつ音声認識が使えるようになってきています・・と書いていたのは5年前。今は連日、音声認識がスマホや車、ロボットなどの機器に組み込まれて、人の補助を
するようになったというニュースで一杯です。
そのような、音声認識が幅広く利用されるようになってきた現在でも、まだまだいろいろな分野で活字が必要とされています。
ここでは、その活字を音声だけで作成できる、無料で使えるフリーのソフトについて、整理してみました。
5年前の時点では、一般的に普及してきていた中で、比較的簡単に使えるものは次のようなものでした。
1) Windows XP 付属音声認識ソフト
2) iPhone/Android/iPadに付属するGoogleの音声入力機能
3) その他のフリーソフト
改めて調査した中では、やはり圧倒的に1)のWindowsの音声認識が、群を抜いているように感じたものです。
しかし、最早 Windows XP の時代は終わり、Windows Vista、Windows7、Windows8 の時代までも終わり、Windows10 となっています。
そして、かつての「Windows XP 付属音声認識ソフト」は後継に引き継がれて、コンピューターの簡単操作機能の中に「音声認識」機能として残されています。
Windows7音声認識 → Windows8音声認識 → Windows10音声認識へと。
なので、フリーで簡単に音声認識を使って文の入力をトライしてみたい方には、「Windows の音声認識」をお薦めします。
Windows7、Windows8、Windows10の3つの音声認識を、同じ文章を使って入力を行い、同じ角度から評価したことがあります。その結果、性能はどれも同じで、まったく同じ操作で使用できることがわかっています。
お使いのパソコンがWindowsであるなら、まったく同じやり方でWindows音声認識が使えるので、一度トライしてみてはいかがでしょうか。
以下の記事は、当時のWindows XPの場合での使用準備に関わる内容ですので、Windows Vista、Windows7、Windows8、Windows10の方は、読み飛ばしてください。
どのOSにもすでに音声機能機能が付与されていますので、「コントロールパネル」や「簡単操作」、あるいは「音声認識」ということで確認されれば、すぐに出てくるはずです。
《Windows XP》
かつてのWindows XPの場合は、このOSだけで音声認識が使えるようにはなっていませんでした。Microsoft Officeとのセットで使えるようになっていました。
しかし、Microsoft Officeがインストールされていない場合も、あるファイルをダウンロードしてインストールすれば、使えるようになるとの情報で、詳細を調査した結果、次のようになっていました。
■ケースA:
Microsoft Officeがインストールされて いない 場合
・制約条件:
OS:Windows XP
・事前準備:
Microsoft Speech SDK のインストールが必要
下記のプログラムをダウンロードし、インストールすることで、フリーで使えるようになる。
★Download: ⇒ 音声認識エンジン Microsoft Speech SDK
2つのファイル
・SpeechSDK51.exe
・SpeechSDK51LangPack.exe
をダウンロードしてインストールする。
続いて、言語バーのプロパティをクリックすると、「音声入力」コマンドが表示されるのでクリックします。すると今度は、「音声認識」の画面が表示されます。
ここからマイクを使って、話した声を文字に変換することができるようになります。
好みに合う設定をしたりや上手に入力する練習をして、入力の効率や認識率をアップさせていきます。
■ケースB:
Microsoft Officeがインストールされて いる 場合
・制約条件:
OS:Windows XP
・事前準備:⇒不要
Microsoft Speech SDK のインストールは不要
そのままで音声認識が使用可能で、音声コマンドなども使うことができます。
Microsoft Speech SDKよりも少し高い機能となっている。
音声認識は最初からOSに組み込まれています。
コントロールパネルの「コンピューターの簡単操作」の部分をクリックすると、「音声認識」という項目が出てきます。
その下に「音声認識の開始」「マイクのセットアップ」という項目があるので、「マイクのセットアップ」から始めて、「音声認識の開始」をクリックして、音声認識ツールを設定します。
私は Windows7/8/10 のいずれも使っていますが、音声認識による文字入力(記事作成)
は、ずっと使っている「Windows7音声認識」を使っています。(音声辞書の関係で)
詳細は次のページを確認ください ⇒ 音声認識ソフト
※一人ごと:
実は、Windows認識以外にもいろいろ市販ソフトがあり、テストを重ねたことがあります。それぞれ特徴があって、最終変換精度は、92~98%くらいの中に、どれも入っていました。
しかし、操作性や使用フィーリングが異なっていたので、徐々にあるソフトに落ち着いていきました。それが、Windows7音声認識でした。
現在の変換精度は97%以上になっています。
しかしAmiVoiceのように音声ファイルの変換機能がないので、ICレコーダーに記事を
メモ録した場合は、それをマイクの近くに置いて再生させ、音声認識させています。
これが本当にうまくいくんですよね!!
⇒ ICレコーダーから文字化実験
⇒ ICレコーダー音声変換2
スマートフォンのGoogle検索にて無料で確認することができます。
話しかけた数秒後に、話した語句が直接テキストボックスに入力されるようになっています。
正確でないときは、候補のリストが表示されて選べるようになっています。
Windows の方と同じですね。
こちらの方もかなり性能が良くなっていて、誤変換が非常に少なくなりました。
しかし、スマートフォン上での文章入力なので、あまり長文の文字入力には合わないと思っています。
メールや日記の文章程度はスマートフォン、報告書や小説を書くのはパソコンの音声認識で・・というすみ分けです。
私の場合は、もっぱらメール連絡や、検索条件入力、ちょいメモ記録などにスマートフォンの音声認識を使っている程度です。
昨年末に購入したアンドロイドPixcel3にはAIが搭載されて、音声でいろいろな質問や指示をして、自動操作が可能となりました。例えば、天気の確認や音楽再生などが全て音声によってできるようになっています!
■関連ページ
・音声認識テストの動画(実際の入力動画です)
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