音声認識ソフトの実力評価と学習能力活用
トップ>Amazonスマートスピーカー Echo Dot の音声認識の実力
今年の1月に、Amazonの特売キャンペーンでスマートスピーカーを購入しました。年始の特選タイムセールで45%OFFの3,280円。
装置の名称は「Echo Dot」。音声認識内蔵で、いろんな操作をすべて音声で指示することができるという装置。
でも一番の購入目的は、この装置を相手に英会話の練習をして、会話力をアップさせようというもの。
購入後、2ヶ月間いろいろとトライしてきましたが、当初の目的の英会話練習相手としては、残念ながら期待通りにはいきませんでした。
一番、重宝している機能は、
「いつでも、NHKニュースを聞けること」
です。
中高年という年代のせいか、やはり一番気になるのは世の中の動静。
時事刻々の最新ニュースを、時間を気にせずにいつでも聞けるということは、今の自分にとっては一番ありがたいことです。
ニュースを聞きたいときには、
「Echo Dot」に次のように話しかけます。
「Alexa、NHKニュースをかけて。」
これですぐに、
<○○時のNHKニュースをお知らせします。>
と始まって、少し前に放送された最新のニュースを聞くことができます。
いつも英会話をやっている自分にとって、会話力の向上は常々の課題です。
それで、「Echo Dot」を使ってリスニング力やスピーキング力のアップを図りたいと思っていたので、まずは英語ニュースが聞けるかと試してみたのでした。
「NHK英語ニュースをかけて。」
残念ながら、「英語」を理解できなかったということではないと思いますが、「NHK」で「英語ニュース」はあらかじめ理解できるようセットされていないということでしょうか。
結果は、定刻のNHKラジオニュースがかけられる結果となりました。
その他に常時活用している機能が3つほど。
②アラームのセット/鳴動
③予定のインプット/確認
④今日/明日の天気予報の確認
です。
たくさんあるAlexaスキルの中で、現時点ではここまでの4つの機能をしっかりと使いこなしているという状況です。
ここで具体的な対応の内容について、例を上げて説明します。
「○○」はこちらからの依頼内容で、
<○○>はAlexaからの反応です。
例1:
「Alexa、アラームをセットして。」
<何時にアラームを設定しますか?>
「今日、午後1時半。」
<午後1時30分にアラームを設定しました。>
例2:
「Alexa、予定をセットして。」
<日時を指定して下さい。>
「午後2時英会話」
<今日午後2時に英会話ですね?>
「はい、そうです。」
<はい、追加しました。>
予定を確認するときは、
上部リングLED発光無し
↓
「Alexa、今日の予定は?」
↓
LED青色に発光し、命令聞き取り/判断
↓
という流れになります。
上にあげた例からもわかりますが、非常に簡単で一般的な単語を使って指令や問いかけをするようになっているため、現時点で感じている認識精度は非常に高く、99%程度と言っても問題ないでしょう。
数十日に1回ほど、声が小さかったのか、あるいは話し掛け方がクリアーでなかったためか、反応しなかったことがあります。(リング状の青いLEDが点灯しなかった)
あらためて意識してクリアーに話しかけたら、きちんと反応してNHKニュースをかけてくれました。
Alexaに与える音声指令は、議事録を文字化するくらいの難易度ではないので、そのまま比較することはできませんが、実用上、まったく問題ないと言える認識精度でした。
他に利用できるスキルはまだまだたくさんあります。
例えば、
「アレクサ、今の時間は ?」
「アレクサ、昨日の相撲の結果は ?」
「アレクサ、やることリストに追加して」
「アレクサ、定型アクションって何?」
「アレクサ、3分たったら教えて」
「アレクサ、ボサノバをかけて」
「アレクサ、シドニーの天気を教えて」
「アレクサ、どんなことができるの?」
「アレクサ、買い物リストに追加して」
「アレクサ、カレーのレシピを教えて」
・
・
などの指示に対して、きちんと音声で返答してくれます。
また、Wifiと接続すると、アマゾンのプライムサービスを使って1万以上の音楽を聴くこともできます。
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