トップWindows10で今すぐ始める音声認識と文章生成

Windows10で今すぐ始める音声認識と文章生成

毎日、ホームページやブログの記事を書いていますが、いつもキーボードでのタイプは行わずに作っています。活躍しているのは「音声認識

頭の中で文章を考えながら、声を出してメモする感覚で記事を作っていくようにしています。私がいつも使っているのは、Windows7の中の「簡単操作」メニューに用意された「音声認識」です。

音声認識

この音声認識ソフトは、Windows8.1やWindows10にも、そしてまだ確認はしていませんがWindows11においても同じように用意されているので、誰にでもすぐに使うことができるようになっています。

今回、記事作成用PCの予備機として、Windows10のデスクトップマシンを購入したので、すぐに音声認識を使えるように追加設定をしたのでした。

ということで、ここではその手順について、あらためてわかり易く、以下に記しておきたいと思います。


セットアップ手順

■1:

desktop

デスクトップ画面です。
セットアップのスタートは、左下隅のスタートボタンのクリックから始めます。

 
■2:

start1

①:左下の「スタートボタン」をクリック
この画面が開くので、
②:「Windows簡単操作」をクリック
③:「Windows音声認識」をクリック

 
■3:

setup1

音声認識のセットアップ>音声認識にようこその画面となるので、
内容を読んでから
>「次へ」をクリック

 
■4:

setup2

マイクの種類>自分が使っているマイクを選択してください。

 
■5:

setup3

マイクのセットアップ>適切なマイクの配置
内容を読んだら
>「次へ」をクリック

 
■6:

setup4

マイクの音量の調整
>「・・・・」内の文章を通常の大きさで読み上げてください。
終わったら、
>「次へ」をクリック

 
■7:

setup5

マイクのセットアップが完了しました
>「次へ」をクリック

 
■8:

setup6

音声認識の精度を上げる
>ここは「ドキュメントのレビューを有効にする」を選びます。

 
■9:

setup7

有効化モードの選択
>私は「手動による有効化モードを使用する」を選択しました。これは、あとでも設定を変更できますので、どちらかを選んでください。

 
■10:

setup8

音声認識リファレンスカードの印刷の画面となるので、
>「リファレンスカードの表示」をクリック

 
■11:

setup9

Windows音声認識コマンドが表示されるので、
内容をチェックしてみてください。

 
■12:

setup10

コンピューターを起動するたびに音声認識を実行する
自動的にスタートさせる場合は、
>「起動時に音声認識を実行する」にチェックを入れてください
(私は使うときに立ち上げるので、チェックは入れませんでした)

 
■13:

setup11

このコンピューターを音声で制御できるようになりました。
⇒ これで一応、セットアップは完了しました。
よく使用するコマンドを練習する場合は、
>「チュートリアルの開始」をクリックします

 
なお、チュートリアルの手順や内容は、指示に従って進めていけばよく、詳細は割愛させていただきます。
 
■14:

test-input

チュートリアルの開始」を実施して、音声認識のコマンドを実習したあと、少しだけテストを行ってみました。画像はそのときのものです。

  

 

音声認識を使うようになった経緯

かつて、たくさんの記事を同時に作っていたとき、キーボードをたたき過ぎて指の関節に激痛が走るようになったことがあります。すばり「腱鞘炎」でした。

左手の小指と右手の人差し指が痛くなり、まともにキーの入力ができなくなってしまったのです。仕方がないので、小指や人差し指の代わりに隣の指を使って入力するようにしていました。

おかげで文章入力速度は激減。記事を書くのがとてもおっくうになってしまったものです。

何とかしないと・・と、いつも思っていました。他の方法をいろいろと模索して、ようやく音声認識にたどりついたのでした。声だけで文章入力できるというのなら、腱鞘炎という問題も記事作成の障害とはならないと考えたのです。

フリーのソフトや有料のものなど、いろんな音声認識ソフトをテストしてみたのですが、それぞれに一長一短がありました。

反応の早いソフト、mp3音声データから変換してくれるもの、使うほどに自動的に学習していくものなど、それぞれに特徴があるので自分に合うものを選べばいいと思っています。

私はWindowsの音声認識におちついたのですが、もともとはWindowsに音声認識がプリインストールされているなどとは、まったく気がついていませんでした。

実際にトライしてみるとなかなか使い心地が良く、裏では自動で学習していってくれるので、手入力の代替手段の一つとして自然に定着していったのでした。

考えた文章を声に出してマイクに向かって読み上げると、音声認識がそれを文字変換し、メモ帳にテキストとして入力してくれるという作業の流れとなります。

以後、手入力をできるだけ少なくして、音声入力を主体としてその使用割合をどんどん高めてきました。おかげで、腱鞘炎はしっかりと完治させることができました。


a:422 t:3 y:2